夕張歴史村北側駐車場から最上抗を目指す。

北海道炭鉱汽船株式会社夕張鉱業所の技術構造より。

夕張炭鉱一鉱坑口の配置図はこのようになっております。(画像は大きくなります。)

北上抗

  

歴史村、北側駐車場から見える北上抗、坑口群。春先と晩秋にははっきりと見えます。

夏場はほとんど見えません。

川向の跡地に近づいてみましたが、行けるのは一番右側の、鉄の扉の坑口。それ以上はこの時期でも檄藪で近づくことができません。こちらから、最上抗へ向かうのを断念しました。

この図からすると、北上抗の風洞設備は、旧歴史村の遊園地、ゴーカートの奥のようです。

千歳抗

駐車場の奥に向かうと、千歳抗があります。排水溝が詰まったのでしょうか、あふれかえってます。

以前はこんな感じ。駐車場に水があふれ出てますので、この一帯も、近い将来は小さな川となって、崩れていくかもしれません。

左上にはもう一つ坑口が見えます。丁未抗という名前でしょうか。

川に沿って北上し、最上抗エリアへ目指します

駐車場を北へ向かい、川の方へ行くと、やがて、壊れた橋桁が見えてきました。

川の勢いが強く、渡渉に苦労します。鹿さんの通り道は、対岸が歩きやすそうですが。

黒丸の石をジャンプして対岸の壁につかまり、横歩きで、最後は、ピッケル2本を刺して、腕の力で、体を持ち上げ、何とか斜面を上がりました。黒土の部分だけで4m以上の高さはあります。

何とか、笹薮の斜面を上がったところに、軌道跡のようなコンクリートが。

コンクリートの塊と人工物。炭鉱エリアが広がります。上に道道38号線が見えます。道路の下に、ひっそりと炭鉱跡があるなんて、思いもよらなかったです。

建物が見えてきました。坑口のようです。

レンガ造りの坑口です。

その横にも坑口。いつかは、土砂に埋もれてしまうでしょう。

三つの坑口の位置関係です。真っ直ぐに奥へ伸びてます。

おあつらえ向きの倒木橋がありました、戻って、川岸の斜面をずり落ちなくてもすみそうです。

地図にのっている、小さなダムです。砂防用です。ダムの上は、土砂崩れです。学術にも使われているようで、夕張の地層がよくわかるようです。

道道に上がります

 ちょうど。メロン栽培所跡の目の前に出ますので、こちら側から、急な坂を下りて、先ほどの丸太橋?を渡ると楽に行けそうです。

 

高台のメロン城を含めた案内図がありましたので、少し回ってみます。四国八十八か所を利用して、この辺りを整備したのでしょうか。

秋桜塚と西国三十三か所の案内図です。錦沢公園から移転されたようです。

バーベキューハウスがぽつんとあります。予約制ですかね。

その奥に、千歳抗の第2風洞があります。

近くに排水設備がありますが、何に使われていたのか、炭鉱関連だとしたら、新しすぎますし。メロン栽培がおこなわれていたから、それか。。?

道は廃道となり、まだまだ続きます。栗沢の二見町まで続いている(いた)ようです。

GPS

※自分の探査の記録です。案内図ではありませんので、危険な場所につき、当場所を訪れる方は、十分な備えが必要です。けがや事故の恐れがあります。当方には責任の所在はありません。

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