恵庭金山はあまり資料が残っておらず学術資料や鉱業の文献にも数行書かれているのみです。北海道大学の浅田政広氏が「北海道金鉱山史研究」に詳しくまとめられてます。この本は入手が困難ですが、札幌市の図書館で電子化されておりますので、ご参考に。
経緯
漁岳林道
目印
大きく開けた場所の右手に精錬所へ続く廃道があります。そして、沢に沿って坑口まで、運搬用の道があったようですが、一部のみが残っており、ほとんどが崩壊しております。
製錬所へ
大きな石垣が連なってたようですが、かなり崩壊が進んでます。
石垣からは、笹薮がひどいので、また、廃道にもどるとレンガの遺構。
上部に製錬所が見えてきましたが、積雪で足場がよくわからず、歩くのも容易ではありませんが、なんとか近づきました。
コンクリートはいまだ健在で、風雪に耐え、この先も幾年もここに立たずむのでしょうか。
製錬所の右側を遠巻きにのぼり上部にたどり着きました。
雪でどこが陥没しているかも、危険なので、上部からの様子見だけにします。
製錬所の周囲はは広い場所がありますが、ここに通じる道は上部も含めて、何本かあるようですがすべて、分からないくらい廃道になってお、林道も付け替えられており、場所を特定するのが困難とされてたのでしょう。
製錬所の推定位置
※自分の探査の記録です。案内図ではありませんので、危険な場所につき、当場所を訪れる方は、十分な備えが必要です。けがや事故の恐れがあります。当方には責任の所在はありません。
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