地下都市、山中要塞、宇宙基地、いろいろな言い方がされている昭和炭鉱、隧道マーケット。
「驚愕、北海道の山中に存在した地下都市、はたまた、宇宙人の作った秘密基地か、謎に包まれる人工洞窟に作られた謎のトンネル、潜入、昭和炭鉱、隧道マーケット」
という、サブタイトルがつきそうな昭和炭鉱の配給所です。(写真は前のスマホなので画質は落ちてます。)
再訪問したいところだが、一度訪れると、あまり興味がなくなるのが現状です。探査能力も今よりもなく、9月なので草の海に溺れてしまうかとも思いました。(今でも初心者から少し経験値がアップしたくらい。)
昭和炭鉱への入り口
ホロピリ湖を道道867に沿って北へ向かうと以外にもアスファルトの分岐の道路があります。
最初の崩落個所、車はここまでですが、炭鉱閉山の跡もダンプで露天掘りを行ってたようで、これ以外は道はしっかりしております。
くまの糞を横目にしながら、しばらくはのんびりとした林道歩きが続きます。
橋はまだまだ丈夫ですが、その間の林道は草が覆い茂ってます。
並行して、右や左に鉄橋後の橋桁が見られます。
右へ行くと太刀別炭鉱の分岐です。
ポロピリ湖記念公園にあった、昭和炭鉱の周辺地図です。かなり大きな集落だったようで、歩いてる場所は既に、街中ですが草に覆われて何も見えません。
いたどりの海へ突入
普通は行かないでしょう。自分の背丈より草が覆っており、まるでトンネルです。
もうだめだ、溺れると思ったところ、上を見上げたらコンクリート。アパート群の一部です。草の海の中にいるのになぜか助かったと思った。しかし、いたどりだらけなので、草を踏み固めて、ここを拠点とします。
屋根と床が落ちてコンクリートの壁だけです。あまり身動きできないので、隧道マーケットを探します。
隧道マーケット
太刀別川を何度も行ったり来たりして、ようやく見つけた、ポツンと開いたコンクリートの隧道、夏場は水が少なく隧道へ突入します。
しばらく歩くと、小さな商店街が現れます。
今では、何屋さんかもわかりません。
当時を思わせる、貴重な数々。まだしばらくは、この場所にとどまり続けるでしょう。(たとえ、このようなものでも持ち出せば、窃盗にあたります。)
奥は水没。パワーライトすら持っておらず、スマホのフラッシュのみ。
何匹かのコウモリと一緒に外へ出ます。
幌新炭鉱資料館の写真の一部にある当時のにぎわいです。札幌に地下鉄もできておらず、当時としては、最大級の地下?商店街だとおもわれます。