秘境探査では有名な軍事道路。日露戦争のロシアからの攻撃を逃れるために山間部作られた。銭函から石倉山のふもとを通り潮見台までつながり、いまでも一部は生活道路に使われてます。しかし、ほとんどの時代には使われることが少なく、一時期、通信用の送電線として使われましたが、砕石や、鉱山の積み出しに使われたほか現在は、山菜採りに入る人がいる程度で、よほどのもの好き(自分~へへへ)しか、訪れることのないような場所です。
銭函トレッキングさん
小樽の銭函を中心に小樽の東側の朝里やオタモイなどの自然や歴史をご紹介している「銭函トレッキングさん」が現在の軍事道路について詳しく説明し下さってます。#銭函トレッキングのツイッターで興味深い内容をいろいろと紹介しております。
オタモイの探勝は軍事道路の他、鉱山やチャシ、歴史のある場所が表示されてます。
オタモイから軍事道路に入る
国道5号線の大きく湾曲したカーブの横道に入ると旧道にある張碓橋。ここを渡ると5号線に戻ります。
この先は、広い道路なので駐車できますが、軍事道路は途中まで車、やバイク(自転車ならずーといけるかも)でいけますので、車で先に進みます。
この分岐は、右側を進みます。
さらに分岐へ
こちらは、左へ進みます。右へ行くと神工園跡の横を通り、高速道路を抜けて5号線へ行けます。
石倉山ふもとには採石場があったので、そこまでは、車でも容易に走れたのですが、その先は、あまり利用されておらず、荒れ放題です。近くに工事で使われたような広場がありましたので、駐車し、徒歩で進みます。
逓信(ていしん)省倉庫
すぐに、逓信省の施設が、かつて、この道が通信用の経路だったことを忍ばせます。車でそのまま来てしまったので、途中の電信柱は見逃してしまいました。
郵便のマークがはっきりとわかります。
ここまでは、車の跡がありましたが、これ以上は進めません。しかし、オフロードバイクはさらに進んだ跡があります。
新緑の八眺通りはここまでで道が崩落してます。有志がフットパスに活用しようという計画がありましたが、これ以上は進めません。
山側に迂回路がありますが、この道行けますか。そのまま真っ直ぐいくと、送電線まで出てしまい、朝里の山の方へ行ってしまいますのでお勧めしません。夏場になると踏み跡がわかるかもしれませんが。
山神ともう一つの逓信倉庫跡
ここに何があったかわかりませんが、山神様です。その先は私有地となってしまいました、もちろん、反対側からからもこれません。
道もぬかるんでおり、フットパス気分では歩くこともできません。夏場は草が多く、まともには歩けないでしょう。
逓信倉庫跡の写真
写真だけ載せておきます。後は、ご自身でご判断を。