然別駅
然別駅は鉱山の積み出し駅でした。
線路がつながった倉庫がありますので、軌道車の倉庫でしょうか。
廃業当時の空中写真です。小さな鉱山集落が左側に見えます。
左上が鉱山エリアです。大きな水をたたえたダムが垣間見えます。
管理事務所
北進鉱業の管理事務所があります。
百代坑です。当時にものではなく、管理用に作られてます。坑口名は鉱脈の名前がそのまま付けられてます。
右手には大きな精錬所の基礎が残ってます。
精錬所
RC構造のコンクリートの他にレンガでっ組み立てられた基礎もあります。
アーチ形にきれいに組み立てられてます。
精錬所の最上部から

パノラマ写真です。PCはマウスで、スマホは傾けてみることができます。
正面には巨大なダムが見えます。
上空からの映像です。
反対に、ダムから精錬所を見下ろしてます。
エリアの最深部には千才抗があります。
千才抗の裏手に廃道となった林道がありました。下記に地質図を載せておきます。
鉱山地図
鉱山地質図です。近代化される前の手堀のころの地図と思われ。精錬所の奥の山側にも多くの坑口があったと記されてます。
こちらは、古平側の稲倉鉱山と林道でつながっていたことを記している地質図です。稲倉側から歩いたことはありますが、林道があったと痕跡だけは残ってますが、道といえるものはありません。
地図
鉱山跡は非常に危険で、立ち入り禁止場所もあります。ほとんど管理されてませんので、土砂崩れ、道の崩落、ため池への落下、事故につながる恐れがありますので、安全を確保できなければ、訪れることはお勧めいたしません。下記に解説動画を載せてますので、参考にしてください。