タウシュベツは湖の季節によって湖の水位がかわり、夏には水没しそのその姿は見ることはできません。湖がこおり、1月半ばから、水位が下がり徐々にその姿を現し、雪解けとともに5月ごろから、水没し始めます。
3月上旬、雪解けまじかの糠平湖。氷が解け始め、湖上横断は禁止となります。したがって、タウシュベツ橋梁ツアーも遠くから展望台から眺めるだけとなっております。
したがって、橋まで近づくには湖北部の林道を通らなければなりません。夏は鍵を借りれば車で行くことができますが、冬は除雪されてないので徒歩で約4kmの道のりを行きます。
林道入り口
いつもは週末に行動する自分ですが、今日は珍しく平日が休みとなりましたので、自分ひとりです。しかし、車はありませんが、無数の足跡があります。
スノーシューをはき、車止めを乗り越え林道を歩きます。標識は半分ぐらい埋まってますが、今年は雪が少ないので、例年はもっと雪が深いのでしょう。
どうやら、人の足跡ではないようです。最近は熊も冬眠しないものもおりますので、笛を吹きながら、前に進みます。
退屈な林道歩きですが、数多くの鹿と接触がありました。すべて湖方面から来てますので、ツアーも終わり、人もほとんど来なくなったこの時期、活動も活発になっているのでしょう。
しかし、残念ながら、鹿は警戒が強いのか、遠くにしか見ることができず、写真に収めることができませんでした。仕方(鹿?)がないので、数を数えたら往復で39頭と出会いました。
鹿が林道を横切った跡です。親子で数頭ずつ行動しております。
夏場の駐車場に到達。単調な林道なので、意外と長く感じます。
交通安全の登りはいつ建てたのでしょうね。ゲートの旗は車の跡があったので朝早く職員の方が来たようです。ゲート付近は除雪の雪で覆われてましたが、林道は車の跡がわずかにありましたので、1週間前に通ったようですけど。
いよいよ、タウシュベツ橋梁へ
林道から右の小道を抜けると橋の上部に抜けます。夏場は線路跡が探勝路となっておりたどって歩いてくることもできます。
近づきます。
橋の上からですが、前日からの雪で全貌は見えません。
湖面の水は水位が下がり、音更川の流れが見えてます。
下まで降りてきましたが、氷の下は水がありません。ただ、あちこち割れてますのでうかつにうろうろと歩くのは危険でしょう。
帰り道
お昼近くになると日差しが見えてきました。
暖かくなってきましたので、木から大量の雪が落ちてきますので危険です。
雪解けが始まってますので春はもうすぐです。
地図と行程
夏場の林道は、クマの出没地域なので、注意が必要です。ガイドツアーもありますので、車で入ることができますので、そちらをお勧めします。
平日なら、上士幌町にある十勝西部森林管理署東大雪支署でゲートの鍵を借りることができます。